調理師専門学校は東京と地方とで差はある?
調理師になるための最短経路と言っても過言ではないのが調理師専門学校に通うという手段です。
調理師専門学校は全国に数多く存在し、毎年たくさんの人数の調理師を輩出していますが、気になることの一つが立地の条件によって得られるものの差があるのかどうか、というところです。
例えば、最も顕著な例で言えば東京とそれ以外の地方での差が存在するのか、というところでしょう。
大きなくくりで言えば、どれも全て認可されている調理師専門学校ですので、基本的に学ぶことができる内容というものに大きな違いはないと言えますが、近年では各地方、あるいは各専門学校によって特色を出し、他のところと差別化を図るというところが増えている背景があります。
必ずしも東京の方が優れた内容のものを得られるというわけではなく、地方でこそ活きてくるカリキュラムということもあり、本人のモチベーションややりたいこととそれらのカリキュラムが一致するかどうか、という点が最も重要と言えるかもしれません。
東京の調理師専門学校でしか学べないこと
全国にある調理師のための専門学校では、実技から食や栄養に関する講義まで、様々な指導が行われます。
実技指導は実習がメインとなりますが、中には東京にある調理師専門学校でしか学べないようなこともあります。
それぞれの専門学校の特色になってくるのは、通常の実技や講義以外に行われる部分だと言って良いでしょう。
例えば、職場体験実習であったり海外研修であったりレストランの経営実習であったりと、通常の調理実習以外にも様々なメニューが用意されている場合があります。
東京にある調理師専門学校であれば、東京にあるレストランやホテル、結婚式場などでの調理実習が用意されていることもあります。
こういった有名店や有名会場で行われる調理実習は、東京の調理師専門学校ならではのものだと言えます。
また、中には農業体験実習を行っている専門学校などもあります。
こうした、現場や食文化そのものに触れられる機会が数多く用意されていることが、東京にある専門学校の特色です。