調理師専門学校に入学するのに必要な資格や条件はある?
調理師専門学校に入学するための一般的な条件としては、義務教育を修了しており、18歳以上であることなどが求められますが、それ以外に特に必要となる資格や条件を設けている学校はほとんどないでしょう。
入学願書を提出し、AO入試、推薦入試、一般入試など合格し、学校の理念や建学精神を尊重し、学ぶ意欲のある人であれば受け入れてくれるでしょう。
まずは入学を希望する調理師専門学校のオープンキャンパスなどに参加して授業内容や学校の雰囲気、指導方針などを確認し、願書を出すかどうかを決めましょう。
調理師専門学校では調理器具の使い方や実際の調理方法はもちろん、衛生法規や栄養学、調理に関するマナーや飲食店経営のノウハウ、接客など調理人として必要な知識と技術を学ぶことができます。
座学と実習を繰り返し、調理師免許の取得を目指します。
学校によっては洋食、和食、菓子などのコース設定をしているところや栄養士の育成コースを開設している学校もありますので、自分が将来進みたい方向に合致する学校を慎重に選ぶことが大切です。
調理師専門学校に行きたいと感じたきっかけとは?
将来飲食店や学校、ホテルなどの料理人を志す人が、調理法や調理技術、食に関する幅広い知識の習得を目指す学校、調理師専門学校。
行きたいと思ったきっかけとは何なのでしょうか。
料理人になるには調理師免許が必要で、試験を受ける場合は2年以上の実務経験が必要になります。
しかし厚生労働大臣指定の調理師専門学校を卒業すれば最短で一年間で調理師免許が取得できます。
調理の実務経験がない場合でも、調理師専門学校に一年通えば試験を受けるより早く資格を取得することができるメリットがあります。
また知識面だけでなく、実習の時間も多くあるため、和洋中、製菓といった様々なジャンルの調理技術が身に付きます。
学校に通いながらプロの技術を勉強できるという点は大きな魅力です。まだ将来どの食の道に進むか定まっていない人も、学びながら進路を決めることができます。
そして専門学校というだけあって、同じ志をもった仲間がたくさんいます。一緒に勉強や実習に励む中で、自分の好きなことや得意分野も分かってくるため、より自分の将来が明確になってくるでしょう。
専門的な知識・技術の習得だけでなく、同じ夢を持った仲間と出会えることが、調理師専門学校へ行きたいと思うきっかけになっているといえます。